An Engineer's Receiver Block Diagram 2

ブロックダイアグラムを少し大きくしたものを下図に示します。
詳述する必要はないですが 概略の動作を記述しておきます。本機の動作は八重洲のFT-901と同じです。
先ず 本機は基本的にはIF=9000kHzにとったシングルスーパー、ローカル信号の生成方法が単なるL/C発振器ではないと言う事です。
上のブロックダイアグラムでハムバンドに応じたVCO出力を局発信号として使っています。同時に各バンド対応の水晶発振器があってVCO出力と混合して2.5MHz〜3.0MHzの信号を取り出します。そして
この信号と別に設けた安定な2.5MHz〜3.0MHzのL/C発振器と位相比較して差分があればVCOを制御して周波数を合わせるPLL回路を構成しています。
FT-901でも周波数が少し異なりますが動作は全く同じです。 (IF=8987.5KHz)